ABOUT CREST 2018.02.10

大型ポールサインを建てるまで。









SD2 倉岡です。

今回は看板の代表格、大型ポール看板についてのblogにしました。

 簡単にまとめて見ましたのでお付き合いください。


工程を確認しよう


ポール看板を建てるには、以下の工程で進行していきます。

①現調(設置位置確認)
②ボーリング調査
③工作物申請用資料作成(構造計算および図面作成)
④各官庁申請手配(広告物申請・工作物申請・道路占用等)
⑤掘削作業

⑥地質改良(必要であれば)
⑦基礎設置(数パターンあり)
⑧看板本体設置 完了

⑨完了検査済証送付

では、順をおってご説明します。

以下サイン業者様および基礎専門業者様のHPの画像を参考にさせていただきました。

(参考資料):http://buntec.e-shigotonin.net/ 株式会社ブンテック様HPより 
      http://takemoto-kousya.com/ 株式会社TAKEMOTO Kousya様HPより



①現調(設置位置確認)






現地調査から始まります。建てられる空間があるだけの現調だけではダメなのです。
4mもの超える看板を支える訳ですから、当然地盤の状態が非常に大事になります。
地主様や施主様が地盤調査表をお持ちかどうかによって、地質の調査をしないと
看板が建てられない可能性もありますので注意が必要です。
調査票がないとボーリング調査が必要になってきます。


②ボーリング調査をおこなう。




では、そのボーリング調査をは一体なんでしょう。そう、地質調査の事です。
厳密には地質調査の方法の一つの名称になります。
掘削した孔を利用して、1mごとに地盤の硬さを測定する標準貫入試験を行なう調査の事です。

標準貫入試験によって得られるデータをN値と呼び、地盤の安定性を推定する目安としてます。方法を簡単に説明すると、63.5kgにハンマー(おもり)を75cmの高さから自由落下させて、サンプラーと呼ばれる表土層から試料を採取するための特殊道具を土中に30cm貫入させるのに要する打撃回数を測定する試験です。この時の打撃回数がN値です。

看板工事では、敷地の端であったり道路に近い位置に立てるのが主流です。
しっかりした地盤かどうかを見極め、条例に反しない安全な看板を建てる為に行います。






上記はボーリング検査で得られる調査結果になります。
縦が深さ、折れ線グラフの右にいけばいくほど地質が硬くなっているのがわかる
ようになってます。

この試験結果を踏まえて、構造計算を行ない安全な基礎の大きさ・設置方法を
導きだします。




③④工作物申請用資料作成(構造計算および図面作成)





その申請手続きのフローになります。
4mを超える看板には、工作物申請が必要になります。
また10m以上にボリュームの看板に対しては広告物申請
(地域によっては違う場合もあり)・敷地からある一定以上占有(ハミ出る)する場合
には、道路占用も申請する必要があります。

今回は、工作物申請が発生する看板がある場合に工作物および広告物申請の流れについてのフローです。弊社ではこちらを一貫してお任せいただけます!

では、上記の④までが完了したとして、いよいよ看板製作して設置といきましょう!


⑤掘削作業






アスファルト面がある場合は、掘削作業を行ないます。

スミ出ししてアスファルトカッターで基礎に必要な路面をカットしてはつっていきます。
※はつるとは、路面を砕いていく事です。



⑥地質改良(必要であれば)



ここで、ちょっと補足内容です。
地質を調べておけば、どんな場所でも基礎次第でどこでも看板が建てられる!
という訳ではありません。
いくら基礎が大きく、また深くしたところで地盤が緩ければ、
そのまま看板を設置する事は出来ません。

その様な時に行うのが「地質改良」です。

一般的には、上記の様な鋼管杭工法を行ないます。
鋼管杭とは、建物の地盤が軟弱な場合に地中に打ち込む鋼性の杭の事です。
深度30メートルほどまで施工可能です。

こちらをする事でN値の数値を高め、看板が設置できる地盤にしておく事が
必要になります。



⑦基礎設置

基礎の種類に関してです。
こちらは大きく2種類の工法が主流となっております。

ベタ基礎工法シグマ基礎工法です。

以下にて説明していきます。


◇ベタ基礎工法



重機で穴を掘った後、砕石を入れて固めます。
その砕石の上にコンクリートを入れて平らにします。
写真で見えている凹凸は先程ご説明した鋼管杭です。





コンクリートが乾いたのを確認して鉄筋を組み立てます。



そしてまた生コンを入れて均します。
コンクリートが乾くまでに1週間〜10日間待たないとなりません。




ボルト出ししておいた所にボルトナットで固定します。

看板自体の設置については今回は割愛しました、、、(またどこかに機会で!)

立ち上がりの部分の型枠を作って、そこにも生コンを入れます。
型枠は動かないようにしっかりと固定します。




型枠を外して完了です。

いざ看板を設置を開始してから、3週間〜1ヶ月程度を目処としていただく
必要があります。




◇シグマ工法

続いてシグマ工法のご説明です。



掘削して穴をあけ、砕石を入れてコンクリで均すところまでは一緒です。
でもみて分かるように掘削している面積が狭いですよね。
ベタ基礎は広くやや浅めに。
こちらのシグマ基礎は狭く深くする工法になります。
メリットとしては、面積が狭い分建てられる選択肢が増える。またコンクリを流す面積も少ないので乾かす時間を短縮できるので設置までの期間を短縮できます。






穴堀建柱車(オーガ車ともいいますね)で深く深く穴を堀ります。





掘った穴にシグマ基礎を立て込みします。







方法はベタ基礎と同じです。
鉄筋の基礎を設置してコンクリートを打設してポールを埋め込みます。










⑧看板本体設置 完了



狭い区画で対応可能・短納期が可能・施工短縮によるコストカット
が見込まれ、最近では、後者でご紹介したシグマ基礎が主流です。



看板は店舗の顔です。
全てお任せいただけたらご満足いただけるサインを五ご提供いたします。
ご興味のある方はぜひご一報ください。

ありがとうございました。